アイル ビー バックしすぎぃぃぃー!
もうさー、いいんじゃねぇ?ターミネーター2。
もうそろそろご自慢のそのテープもすり切れてきたんじゃね?
あのさー日々映画ってやつはドンドン作られて行くわけですよ。
もうフィルムというフィルムが今か今かとテレビ放映を待ってドギマギしてるんですよ。
それをアンタ、お局(つぼね)がいるよー!
とんと嫁に行く当てないよー!
もうね、アイツが「I'll be back」とか言うたびに震え上がるっつーの。
えーまたー。
引き際って大事だよねー。
つーかさ「1では敵だった」とかもう耳が腐るくらい聞いたけど、一回も見た事無いんだよね。1。
5回は見たよ。2。
ところで、私が大の映画好きっつーのは知る人ぞ知らない場合は覚えておいてね。
週一で見に行ってます。
最近一番衝撃を受けた作品は『血と骨』
ご存知、北野武 鈴木京香 のアレ。
あの時代を生きた1人の男の生々しいまでの生き様を!
とかね、雑誌に書かれてて、まんまと行ったわけ。
なんつーか、生々しい・・ある意味。
話題のラブシーンがどうとかっつー・・・以前の問題。
なんつーかね、あれが何年間を描いた壮絶な作品だかはよく分からないけどね、どんだけ一人の人間の成長を演じきってくれたかは知らないけどね、
ズラって!
もうね、武も鈴木京香もね、もう思いっきりズラなんですよ。
総俳優人総ズラ。
これでもかってくらい老いぼれ役を演じきってくれて。
武なんてね、コントの時によく着るような紺色のジャンパー着てましたから。鈴木京香マジックでシワ書いてましたから。
いっそ研ナオコでもコト足りたかなあって。
つーかね、どいつもこいつもね少女時代から老婆とかまで演じきらなきゃなんなかったりで、シリアスにあるまじき、もうね様々なズラをかぶってくださるわけ。
オハナボーみたいな寝癖ついたズラから、スキンヘッドまで。
もうかぶり放題かぶりっぱ。
でもね、シリアス映画なの。
映画館全体に漂う、クラスで盗難があった日の学級会みたいな雰囲気。
私もグッと画面を見つめました。
ラスト間際。
武がカツラで(例のファー付き紺ジャンで)葬式に殴り込み、布製の棒みたいので『こんにゃろこんにゃろ』って、いる人いる人叩きまくるシーンで
私は騙されている気になりました。
これは、コン・・・いやいやいやこれは映画。シリアス映画。
でも、もうすぐあの襖から、ダンカン辺り飛び出してくるのを心待ちに二時間過ごしました。