幻の「ローレライ」

私って映画が好きじゃないですか?
案外アカデミックな一面とか持ち合わせてるじゃないですか?

いやね、最近なんつーか映画評論っぽいこととか、この映画おすすめっぽいことをカッコヨク書いてる人いっぱいいるじゃないですか。

あれね、やりたいの。

情報を発信したいの。



んでね、書こうと思ったんだけど、自分がもう見てしまった映画って、正直自分の中ではもう終わったことっていうか。

それを何ていうか、まだ見てないキョトンとした人たちに一から説明するのって、結構・・しんどい・・っていうか・・。

わかりやすいあらすじとか、でも大事なとこは秘密で、みたいな大人のカケヒキができればね、もっとモテモテで

『映画?私は映画よりも一緒に行った男のことを鑑賞するわ』

とか花びらくわえながら言ってるっつーのね。



ってわけで、映画について書きたい欲望と、でもレビューするテクニックは無い、という真ん中を取って、じゃあ、まだ見てもいない(でも見たい)映画についてレビューしてみようかなって。

(新しい?新しい?)




ローレライ』絶賛公開中


(注*まだ見てない私による独断と偏見の見どころレビューです)

戦艦ものです。
役所浩二が船長役です。
全艦放送用のマイク独り占めです。

私も生きてるうちに一度くらいは、船員たちに向かって「オモカジイッパーイ」って叫びたいです。
モカジ・・については全く未知のものですが、とりあえず「いっぱいいっぱい」なんだと思います、何らかのものが。
そうなってくると、言うタイミングとか結構難しくなりますが、私的には大波が来たら「オモカジイッパーイ」、爆撃されたら「オモカジイッパーイ」、失恋したら「オモカジイッパーイ」、ヒロインとヒーローのキスシーンに粋な船長が「オモカジイッパーイ」ってのがジャストだと思います。
このローレライでは役所がどのタイミングでオモカジってくるかが重要なポイントになってくると思います。
果たして役所は何回オモカジるのか、もしやローレライはオモカジらずに終わってしまうのか!


今話題の普通っぽさがいい美男子、妻夫木君も出ます。
妻夫木君のポジションはガンダムで言えば、アムロ的なとこだと思います。
新米のくせに、どこか熱い目をして『父さんは人間よりモビルスーツのほうが大切なんですか!』って飛び出すお約束場面「アムロいきまーす」が出るとお茶の間から待ってました!の声。
多分、こいつが何らかの事をやらかして、役所が思わず妻夫木君を殴る。
そこであの名文句。
『親父にも殴られたことないのに〜!』
飛び出す妻夫木。
役所『オモカジイッパーイ!』


堤真一も出る。
彼の役どころは予告編で見る感じ、いまいち不明。
私の期待的には彼には冷酷な2番目の男的ポジションで出てほしい。
内部スパイみたいな。
敵は本能寺に有り・・みたいな。

あとギバちゃんも出る。
予告では、なんか一輪の花をつまんで、スローモーションの笑顔だった。
知ってる。
私は知ってる。
このスローモーション効果。
「タッチ」のカっちゃんが試合に行くため玄関を出ていく場面がこんな感じだった。
だから多分、ギバちゃんは命を落とすかもしれない。

あ、そうか。

内部スパイの堤の策略により役所の判断ミスで戦闘中に命を落とすギバ。
それを責める妻夫木『父さんは人間よりモビルスーツのほうが大切なんですか!』
殴る役所『オモカジイッパーイ』 バシィ
妻夫木ショック『親父にも殴られたことないのに!』
堤ニヤリ『あなたには船長の資格がない!』
役所ナミダ『オモカジイッパーイ!』



男たちのローレライが今・・火花を散らす。    END



今日、見に行きます。