やーみんな!
(・・あ、キョロキョロしないで・・
例え初めてたまたま偶然ひょっこり現れちゃったとしても
間違えなくあなたのことです・・)
おまたせしました!
(とか言われて待たれてたためしないけど気にしないよ)
誰が何と言おうとお待たせしました。
ご存知、見てない映画をレビューする「幻の映画」のコーナーだよ。
私だって映画のレビューを書きたい。
でも見た映画を見てない人にレビューするのは難しいし、
もっと言えば映画を見に行くコト自体、結構面倒なんじゃね・・、
でも・・レビューが書きたい!
っつー需要と供給の波の中でできた豪華絢爛な企画だよ。
くわしくはESSEの12月号に載ってるよ。
載ってないよ。
『戦国自衛隊1549』 6月11日公開
で、まぁ察するに 戦国VS自衛隊 の激しいセッションが大注目だよね。
でもって、舞台となるのはご存知「戦国」。
そして「戦国」といえばあたし。
戦国時代を語らせたらあたしの右に出ないかんねー。
でね、この映画どうやら戦国時代にタイムスリップした自衛隊が信長と戦っちゃうらしいんだけどね、もうね戦国ジャーナリストの私としては気が気じゃないんだよねー。
K1の曙戦並に気が気じゃないんだよねー。
なんつーの?自衛隊?
軽く戦国なめてる?
戦国を生き抜くことを、明らかになめてるよね。
生き抜く気ゼロだよね。
ちょっとした遠足気分だよね。
例えば、江口洋介の髪型!
もうね、パーマはかけるなってアレほど口酸っぱく言ったのにあいつ。
戦国っていえば、激しい戦いなんですよ。
人、入り乱れての大乱闘なんですよ。
そんな中でパーマかけて戦っちゃったら、間違えなくパーマ膨らんじゃうんですよ。
髪の毛、広がっちゃうんですよ。
あたし、そんなあいつは見たくないんですよ。
髪の毛ボンバっちゃったあいつも見たくなければ、
命の狭間でその髪を必死に撫でつけるあいつも見たくないんです。
戦国といえば、やっぱ闇討ちです。
寝てるところを奇襲されてね、何が怖いって、
一番怖いのは寝起きのパーマがどんななっちゃってるかですよ。
「敵襲じゃー!」
って、江口の寝込みを襲った方も、あいつの髪型に唖然ですよ。
あまりのボンバりように躊躇するっつーの。
つまりね、この映画の一番の見所は、江口の髪型。
激しい戦闘、巻き起こるドラマ、爆炎、銃撃戦、そしてパーマネント。
いくつもの危機をかいくぐる、江口。とパーマ。
そしてこの映画のもう一つの注目としては、鹿賀丈史のチョンマゲ。
鹿賀丈史はね、もとは自衛隊なんだけどね、なんつーか何かの手違いで信長になるんだよね。
別にね、私はね、いいと思うの。
寝返って信長になっちゃおうが、自衛隊と戦っちゃおうが、
今までの信長像に振り回されず、自分なりの信長を演じてくれれば。
なんつーの鹿賀丈史だからできる信長っつーか。
なのにあの子ったら!
思いっきり社会科の教科書の影響受けちゃってる。
形から入っちゃってる!
思いっきり、チョンマゲ結っちゃってる。
あの子・・わかってるのかしら。
これから戦うのはかつての同僚達。
中には昔の恋人だっている。
私だってね、いくらなんでも昔の恋人がチョンマゲで出てきたら、結構動揺するよ。
江口だって、他の隊員たちだってね、
(うわー、思いっきり形から入ったなぁ・・)
(あー・・おれ・・自衛隊の方ついてて良かったかも・・)
(いい歳して・・ちょんまげは・・なぁ・・)
(隊長けっこうノリノリだなぁ・・)
ってざわつくっつーの。
鹿賀丈史も鹿賀丈史で、最初とかね、ちょっと照れると思うのね。
だってね50過ぎててコスプレとかね、しかもモト自衛官がですよ?
なんか、もともとそういうの好きだって思われそうじゃないですか。
あー隊長・・やっぱり・・みたいな空気流れたら、信長と言えどもショックですよ。
「いや、俺じゃないよ。家老が・・家老がどうしても着ろっつーから」
みたいな。
つまりね、鹿賀丈史が自衛隊を裏切ってチョンマゲ結って、初めて自衛隊たちとご対面するとき。
この時のお二方の動揺っぷり。赤面っぷりに大注目。
チェケラー!