イナバウアーで赤甲羅よけたいです。

もうねマリオの顔なんて見たくもない!

めったにない三連休、何をしてたかって、もーマリオカート三昧。


飯食ってはマリオ、テレビ見てはマリオ。
もーマリオマリオマリオ!


あたしねぇ、夏休みの小学生じゃないんですよ!
華も恥じらう25歳。
甘酸っぱさも通り過ぎてちょっと発酵すらしてきてるくらいの、いい大人ですよ。

赤坂プリンスホテルとかでね、赤いワインとかをね、チンしてておかしくない年なんですよ。

甘いのに強めのお酒で酔わされちゃったりしても全然対応できる年なんですよ。

例えそのまま起きたら、あらこちらどなた?っつーことになってもね、まったくね条例に触れないわけですよ。


それが、マリオとかホントやってる暇ねぇっつーの。
赤甲羅とか貰って、ウッシッシとか思ってる場合じゃねぇの、マジで。


赤甲羅とかね、赤ワインに比べたら・・・、
っつーか比べらんないから、この二つは、比べらんないから。

赤甲羅と赤ワインを比べちゃってる自体が、むしろ問題だから。
赤甲羅がね、25歳の実生活で何か威力もってんのかって、市民権すら得てないかんねー。


2日間かけてドリフトをマスターしたところで、じゃあ、明日から何かに活かせるかって、免許すら持ってないわけ。
しかもドリフトマスターしたところで、女の魅力は何一つ上がってないわけ。



でもね、ドリフト最高!

赤甲羅どころか、青甲羅で前走ってるピーチをスピンさせた時、いちレーサーとして以上に女として、快感以外の何ものでもない。

クッパにぶつかって崖下に落とされても、抜かれる瞬間「ヨッスィー!」っていう雄叫び聞いたとしても、マリオが主役のくせに結構悪どい作戦を使ってきても、ピノキオが1位を取るのだけは許せなくても、

意義があるから走ってんじゃ無い、走ることに意義があるんだー!なんつって。
ああ、マリオカート最高!




今日、親戚と久しぶりに会ったら


「ハイネちゃんは荒川静香に似てるね」


て言われて、イナバウアーまでやれとか言われて、
何一つ滑りもしない道路で、道路っつーか通学路で、
イナバウアーやらされたあげく、
イナバウアーっつーかただの海老反り、
海老反りっつーか、身体固くて大して反ることもできず無念な反り、

っていう、今思いだしても赤面しちゃうようなことを
親戚一同(と下校途中の小学生)の前でやらされたあげく、


「顔っていうか、顔じゃなくてね、頬骨がね、頬骨が似てるね」


とか言われて、
顔が顔が 頬骨が頬骨がって、二回ずつ言われて、


「骨かー!

 骨似かー!

 表皮 似たかったなー!」


なんて笑ってるけど、全然納得いかねぇー。

家に帰っても納得いかねぇー。

ちょっと泣きてぇー。

つーか、「似てる」ってもっと全体的なことで使ってー。
すげぇ局所狙いなのは やめたげてー。


親戚と別れて、ひとり。


今夜も風になるぜ!
ああ、マリオカート最高!


あたしだって、この三連休のマリオカート(ある意味アマチュア)生活に何一つ悔いはありませんし。