男性の胃袋を掴め!

男性に言いたい。
女性にだって何なら言いたい。


ねぇ、料理って何な訳。


私は常々思ってるわけ。
女の作る料理に対する、男性のボルテージの高さ?モチベーション?テンション?

何でもいいけども。

あれ、なに?

現代におけるセンズか何かなのかしら?


すんげー食べたがり。
その付加価値たるやすげぇすげぇ。

マスカラのメイカーで悩むくらいなら、魚を三枚におろす方法を学んだほうが、恋のハットトリック決めれそ。


私だって確かに細木数子に踊らされてた時代もあった。

女は料理!みたいな。
まずは男の胃袋をつかめ、みたいな。

いつも外食ばっかで飽きちゃって・・とか、
出来合いのものって味気なくて・・とか言ってる独身男性のハートを鷲づかみにしろってね。


でもね、私、最近つくづく思うんですよ。






コンビニの弁当うめぇー・・・って。


ロイホの角煮&お粥セット、半端ねぇ・・って。


店に入って注文するのも、買う弁当もメニューは大体同じ。
さっぱり飽きる兆し無し。

うめぇー・・・って。

そして思うわけ。
これの一体何が悪いの?って。
こいつら何かあんたらの気に触れるようなことした?って。

むしろ慎ましくて、いじらしいくらいじゃねぇのって。



私ね、やっていけると思うんだよね。
コンビニ、ファミレス、時々お洒落居酒屋料理で。
人生の食事。
私の腕披露するまでも無く平均寿命の80年を駆け抜けていけると思うんだよね。


でもね、世のミケランジェロたちは、違うんだよね。

女性の手料理って言うのは、いわば一種の料理ジャンルを確立してて、人生においてそれを食すことが、男としての生業の一つであるかのように、

そこに恋愛の照準をピタリと定めてくるんだよねー。


まあね、すげーよ。料理できる女の子。
料理に関しちゃ、すげーって評価するよ。

でもさ、それはね、料理でしょ?
数ある、人間の所業の中の、料理って部門でね。

国語が得意みたいなノリでね。


え?私?私、国語はあんまりだけで、数学は得意。
これも、ありでしょ?

数学すげーってことになるでしょ。


でもね、そうでもねぇの。
数学できるからって免除されないらしいの、料理って。


例えば、私ね、料理できない代わりに、
例えば彼氏が急に部屋に来ることになって、
料理得意な女の子が冷蔵庫の残り物を使って出来合いのものをササッと作る約30分間で、

すげー面白い話する。

その場合、つまみの物は、まぁ家によくある超芳醇(食パン)とかになるわけだけど、最高のオカズになるくらい、すげー面白い話をする自信がある。


例えば宿命のワキガについてとか。






いや、結局、その話が大うけだったとしても、
料理との差は歴然なんですけどね。

だって我慢して食べてる数少ないツマミの超芳醇さえ、口の中で違う芳醇になってくるようなトークだかんね!



(宿命のワキガについては長くなるので、次回乞うご期待)


(する人は彼氏になって下さい。)