料理ができない。
隠し味が隠れない。
目分量がすげぇ量。
火加減がいい加減。
魚を煮ては素材の味を活かしすぎ(生臭)
高級食材を買っては、素材の味を殺した(困った時はマヨネーズ)
この前、僭越ながら、必死に豚の角煮作った。
3時間!
かれこれ3時間煮込んだ。
2時間サスペンスで犯人が捕まって、滝川クリステルと松本方哉のデスクの距離が離れすぎてるんじゃねぇの?不仲?っつー時間帯まで煮込んで、
ニヤニヤしながら蓋を開けてビックリな。
「あれ?ここって鈴木さんのお宅じゃありませんでしたっけ?」
って思わず言ったもんアタシ。
なんつーの?角煮?
見るも無残。
ちっとも角ばってねぇの。
おめぇもずいぶん丸くなったなあ。
なんだよ、昔のことは言うなって、おれもあんときゃ子供だったからよー。
そぼろ?
気を取り直してサンマだって焼いた。
知ってる。
内臓は取らないで焼いた方が、うまいんでしょ?
って服部気取ってガックリ。
あれ、爆発すっから。
小規模なテロ?
内臓に何らかの不審物がね、仕掛けてあったとしか考えられないから。
そんなあたしの心を魅了したのが、ゴーヤとの出会いだった。
ゴーヤ。超安い。主婦の味方。
半分に割ったゴーヤ1個100円。
まるまる一個のゴーヤ120円。
120円!
店長ー!計算あってないよー!
こりゃもうボロイ商売だって、もちろんね、丸々1個買いました。
何を隠そう、あたしゴーヤをチャンプらせたら右に出ないよ。
まな板の音も弾むよ。
でもね、あたしね、うん、気づいてた。
ちょっと弾みすぎだなって。
まな板弾みすぎだなって。
肉に対してのゴーヤの量が結構いい戦いだなって。
むしろ肉はアウェーでの戦いを強いられてるなって。
で、そんな多勢に無勢(ゴーヤサイド)な戦いは、予想通り悲惨な結果を招いたわけで、これがちょっとした私にとってのドーハかもしれない・・。
ってわけで、もう3日、ゴーヤチャンプル。(アウェー)
うまい話には裏。